【和室障子張り替え】破れない障子に張り替えて負担軽減

2022年12月31日

我が家は、築40年弱の中古住宅に住んでいます。和室が一部屋あり、悩みのひとつが、障子の張り替え。子どもが小さい頃はよく破れ、張り替えなければいけない状態なのに、替えてもすぐに破れてしまうので、ボロボロの障子のまま過ごすことも多かったです。子どもには、「障子には絶対に!!!触っちゃだめだよ!」なんて言って。もう小学生中学年、高学年ともなると障子を破くことも少なくなってはきたのですが、気を付けていても障子は破けることがあります。そして何度やっても障子の張り替えはなかなか大変。そんな我が家ですが、昨年から張り替えの手間をなくすために破れない障子にしました!使ったのは、障子紙ではなくて家にありあまっていた生地を代用しました。障子の頻繁な張り替えで、負担を感じている方の何かの参考になれば嬉しいです。

 破れない障子を目指して障子代用の生地で張り替え

まず一番に、障子が破れないという事を重視して生地を使う事にしました。そして大量にある生地を消費したい。というせつない事情も。使ったのは「ホリウチさんのシーチング」。数年前に買ったのでどの種類か、はっきりとしないのですが、92㎝幅の普通地位の厚み、糊なし、水通し不要のものを購入したはずです。サンプルも無料だったのでそれを取り寄せてから、反(55メートル・・・)で取り寄せました。あのときは相当仮縫いをする予定があったんでしょう・・・。(そんな私はどこへ?)

この生地です。種類が定かではないのですが、92㎝巾、薄目~普通の厚さで、生成り、糊なし、水通し不要のものだと思います。

障子紙の代わりに生地を張った障子の雰囲気

障子紙の代わりに生地を張った様子がこちら。明るい昼間などは、家の中から見ると外の輪郭が見える感じです。

雰囲気としては、旅館でこういった障子ありませんか?とてもいい雰囲気で個人的には気に入っています。

外から見るとこのような感じです。外から中の様子は、昼はほぼ見えません。夜は輪郭などがうっすら見える感じです。

障子外から

障子紙の代わりに生地を張る方法

行程は障子紙を張り替える場合とほぼ同じです。

まず、以前、障子紙を張っていた頃の工程はこんな感じでした。

①古い障子紙をおおまかにはがす

②障子紙が残った部分をきれいに削り落とす

③かわかす

④障子枠にのりを塗る

⑤障子紙をかぶせる

⑥ちょうどよい大きさに切る

⑦障子紙をおさえる

この工程が障子に生地を張る場合は、

④障子枠にのりを塗る→④障子枠に両面テープを張る

⑤障子紙をかぶせる→⑤生地をかぶせる

⑦障子紙をおさえる→⑦生地をおさえる

に変わります。

そして一番変わるのは、張り替える時の①~③ではないかと思います。①の古い障子紙をはがす部分が負担軽減になるのではないかと。両面テープを使っているので、べたべたしている部分を削りとる必要はありそうです。まだ張り替えは先になりそうですが、その時にまたブログで報告したいなと思います。

障子紙の代わりに生地を張る時の注意

障子枠に生地を張る際、1枚目の障子の時は、慣れなくて生地が少したるんでしまいました。でも表から見たらさほど目立たないのでそのまま使っています。障子に生地を張るときは、紙よりも少し意識してピンと強めに張ってから障子枠におさえるといいと思います。2人でやるとやりやすいです。

1枚目に張った障子 少したるんでいる

破れない障子で今年の大掃除は障子紙の張り替えはなし

昨年末、試しにホリウチさんのシーチング生地で障子紙を代用したおかげで、今年は破れることなく1年が過ぎました。そのおかげで、年末の障子の張り替えはなしです。とてもありがたい。汚れや黄ばみもさほどなく、両面テープのはがれも見当たりません。障子紙を生地で代用して良かったと思います。

今年は色々な事があり、考えることが多かった年でした。でも今私が出来ることを前向きに行うことの大切さも同時に改めて実感した年でもありました。そして、今年家族全員で元気に1年を過ごせたこと。感謝したいと思います。

来年はどう前向きに日々の生活を歩んで行けるかな。元気がある日もない日もあるでしょうが、それでも前を向いていけたらよくやってると褒めてあげたい。希望をもって新しい年を家族で迎えたいと思います。子ども達はこの後「大晦日だよドラえもん」から紅白までテレビ三昧です。初めて12時まで起きていると言って張り切っています。成長しました。

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