子どものエプロンセットを手作り【エプロン袋の作り方と三角巾の型紙】

2022年12月25日

先日、子どもが、学校で自分で作ったエプロンを着てお味噌汁とごはんを作る授業がありました。お味噌は学校で大豆から自分達で育てたものを味噌に仕込んでいたもの。お米も地域の農家さんと田植え作りから収穫までをお手伝いしたものです。エプロンは、家庭科の授業で自分たちで作ったエプロン。お米もお味噌も、家の分も持って帰ってきてくれました。お味噌は大豆の匂いがすごくして、お米は我が家の安い炊飯器で炊いてもつやつやで甘く、とっても美味しくてびっくり。こんな風に自分達でつくりだす機会をたくさん作ってくれて、あたたかい気持ちになりました。先生方や地域の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。せっかくならと思い、エプロンに合わせて、三角巾とエプロン袋を作り直したので、紹介します♪

家庭科の授業で子どもがエプロンを手作りしました

上の子は高学年になり、学校の授業で子どもエプロンを手作りしてきました。恵まれた環境かと思いますが、ミシンが15台くらいある学校で、学校が1学年1クラスというような環境なのでミシンを出来る環境があります。先生が、2学期は運動会、自然体験教室、遠足など沢山の行事で多忙を極める中で、そんな機会を作ってくれました。本当にありがたい。高学年になると、見ていてはらはらする場面もありますが、形には出来るのだな。と思います。成長してます。ボランティアでミシンの授業を手伝いに行ったのですが、ほとんどの子どもはミシン経験がないので、手伝いや、見守りは必要かなと思いました。でもみんな出来上がって嬉しかったんじゃないかな。私自身、初めて自分でつくったものは宝ものみたいに大切で嬉しかったな~

学校からの注文用紙でそれぞれの子どもがエプロンを選び手作りします。そして出来上がったのがこちら。家でも授業でせっかく縫った所をほどき、もっとまっすぐに縫いたいといって何度かやりなおしていました。そのおかげで親もびっくりのきれいな縫い目のエプロンが出来ました!ポケットには、自分で刺繍をしたうさぎさん。私が以前やっていたうさぎの刺繍をしたい。といって自分でチクチク。上の子は自分のペースで確実に物事を終わらすタイプで、すぐに焦る私からしたらすごいな~と思います。子供と親は別人間、別人格ですね・・・。

こちらの記事に参考にした刺繍図案を紹介してます♪

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三角巾の型紙と手作りふきん

三角巾の型紙は子どもが小さい頃にパターンレーベルさんのエプロンの型紙についていたものを適当にサイズアップして作りました。この三角巾はゴム式で子どもが頭にすぐつけることが出来るのでおすすめ。小さい子どもでもすぐにつけることが出来ます!

今回家で持て余していたローン生地のミンティ色を使いました。この色は、今回使って、三角巾とエプロン袋に合うな~と思いましたよ!清潔感もあり、でも真っ白ではないので白衣感はなく少し可愛い。もしこういった色の生地を持て余していたら試してみてはどうでしょうか?

こどもエプロンセット - パターンレーベル (pattern-label.com)

ふきんは以前記事にした余ったガーゼをぐるっと巻きロックしたものを同じタイミングで作りました。こういった機会にあわせて作るとやる気がでます。

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エプロン袋(持ち手付き袋)の作り方

ではここからは私が作ったエプロン袋(持ち手付き袋)の作り方です。今回の子どもの手作りエプロンは、少し生地が厚めで、大きかったので以前作ったエプロン袋よりやや大きめにしました。よかったら参考にどうぞ~。

完成サイズは、縦 約32㎝、横 約25㎝、ひもの長さ 約30㎝ です。

エプロン袋(持ち手付き袋)の材料

お好きな生地(袋部分) 縦71㎝×横27.5㎝・・・1枚

お好きな生地(持ち手部分) 縦41㎝×横 8㎝・・・2枚

お好みでスナップボタン・・・1組

エプロン袋(持ち手付き袋)の作り方

エプロン袋の作り方を紹介しますね~

①縦 71㎝ 横 27.5㎝で生地を裁断し、両端をロックミシンかジグザクミシンでかがる

②上端を1㎝折り、さらに2㎝幅で袋の裏側に折り込みアイロンで押さえる。反対側も同様に行う。

③持ち手用の生地を2枚用意する。

縦41㎝ 横8㎝ 2枚

④持ち手の生地の中心(4㎝のところ)に向かって、左右端が外表になるように内側に折り込む。この写真で現在4㎝幅。

⑤さらに半分に折ると2㎝幅の持ち手になる。

⑥持ち手の両端をコバステッチする。もう1本の持ち手も同様にコバステッチをする。

⑦持ち手の位置を決めるため、袋部分の裏側の横中心の上部に印をつける。

反対側(下部)も同様に印をつける。(写真は袋の裏側から見たところ)

⑧アイロンで折り目をつけた上端部分に、中心から左右6.5㎝の所に線を線を引いて印をつけておく。反対側(下部)も同様に印をつける。(写真は袋の裏側から見たところ)

⑨アイロンで折った部分をめくり、中心から左右6.5㎝の所に印をつける。反対側(下部)も同様に印をつける。(写真は袋の裏側から見たところ)

⑩中心から6.5㎝の線に持ち手の内側の端がくるようにセットする。

(写真は袋の裏側から見たところ)

⑪アイロンで折った部分を元に戻す。持ち手の左右両端が袋の上部に縫い付けられるようにずれないようにセットしてから、持ち手の左端、右端をステッチする。反対側も同様に縫いつける。またもう1本の持ち手も同様に行程の⑩⑪を行う。(写真は袋の裏側から見たところ)

⑫袋を中表に半分に折り袋を作る。

袋の上端部分のアイロンで折り込んでいたところを伸ばして、元に戻してから袋の端を縫い代1㎝で縫う。反対側も同様に行う。

⑬袋の上部を、アイロンの折り目通り折り込み直し、紐(持ち手)を上側に洗濯ばさみやマチ針などでセットする(紐(持ち手)は中心の6.5㎝の印線からずれないように注意する)

⑭袋を表に返してからアイロンで折り込んだ部分の上端と、下端をぐるりと1周ステッチする。

⑮表から見るとこのようになる。お好みで強度を上げるために紐部分をバツ印で縫い補強する。

⑯袋の上部分の中心にお好みでスナップボタンなどをつけて完成!

スナップボタンはあまり厚みがなくてもつけることのできるタイプのものがおすすめです。打ち具がついていない場合は忘れずに、サイズに合った打ち具をあわせてかいましょう。プラスナップボタンなどは簡単に取り付けることが出来ますが、生地の厚みが必要な場合があるので注意が必要です。

つくることの楽しさを子どもの時から知ってほしい

今回子どもが手作りみそ、育ててきたお米、自分達で作ったエプロンを着てお味噌汁とごはんをつくる授業をした事がすごく嬉しいです。こういった機会は、先生方や、地域の方々の協力があってやっと出来ること。忙しい中で本当にありがたいなと思います。こうして小さいうちから、自分で何かを作り出せることを経験しておくことは、生きる楽しみを知る一つだな~と思っているので。買う事も出来るけど、自分でつくりだせることも出来る。選べる楽しさがあります。私もそんなつくる和の中に入ることが出来て今回も楽しかった~♪

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