先日初めて家族でキャンプ場に行ってきました。インドア派の私が心配していた初めての家族キャンプは、思っていた以上に満足のいくものになりました!
キャンプ初心者が選んだ夏のキャンプ場
今回選んだキャンプ場は、 長野県伊那市にある鹿嶺高原キャンプ場。読み方は、かれいこうげん。ですよ~
鹿嶺高原キャンプ場は長野県伊那市の南アルプスの中に位置しています。標高1800mの山の上にはキャンプ場しかなく、高所ならではの自然環境の中でその時しか見れない絶景を楽しめます。頂上にある展望台からは日本アルプスを含めた360度のパノラマがひろがっています。
鹿嶺高原キャンプ場【公式】 | 長野県の標高1800mにある天空のキャンプ場 (karei-kogen.com)
今回この鹿嶺高原キャンプ場を選んだ理由は、
- きのこキャビンが可愛い♡
- 涼しく快適に過ごせること!
- 星空が見えること☆
初心者で、外で寝ることに抵抗がある私は、キャビンや、コテージがある事は、はずせまない。このキャンプ場ではきのこキャビンという地面からにょきにょき生えているような可愛いキャビンがあります。そして暑い中キャンプの準備をすることだけは避けたい。ただでさえ、インドア派で、夏はエアコンの効いた涼しい部屋の中で過ごすのが当たり前の私。いきなり暑い中キャンプなんかしたらフラフラになっちゃいます。多少家から遠くても、涼しい場所であることは重要なポイントでした。また、夏休みといえば、星座観察ですよね。鹿嶺高原は標高1800mでキャンプ場以外の建物がないためタイミングが良ければ綺麗な星空が眺められるという事も魅力的なポイントでした。
鹿嶺高原キャンプ場の感想
- 標高が高い場所にあるキャンプ場なので、かなり高い場所まで車で1時間弱登っていかなければいけません。山道の運転はドキドキしました。私たちはすれ違いに困ることはありませんでしたが、このキャンプ場は立派な展望台を作っている最中で、ダンプカーやトラックが行き来する日や時間があるそうなので、キャンプ場からのお知らせがある場合は、あらかじめチェックしてその時間帯に通行することは避けるなど準備する必要あり。
- とにかく涼しい。昼間も25度位で湿気もなくかなり快適に過ごせる。一方、標高が高いだけあって温度差が激しく、夜は思っていた以上に寒い。長袖のTシャツやジャージ、パーカーやウインドブレーカー、寝袋を持っていったけど、夜中はキノコキャビンの中でも、もう少し防寒具があったらよかったかな。という涼しさ。外でキャンプする場合は、薄手のダウンが必要。
- キャンプ場のトイレやシャワー室は、きっと汚れてるだろうとびくびくしていましたが、シャワー室やトイレは思っていたよりも綺麗でした。でも、今回シャワー室は利用せず。キャンプ場に車で登る前に、温泉に入っていったので。キャンプ場に着いて汗をかいたりする事があればシャワーを浴びようと考えていましたが、キャンプ場は涼しく(もはや寒い位)シャワーを浴びる必要はなかった。
- 南アルプスの山々に囲まれたキャンプ場というだけあり、見晴らしがとてもいい。着いてから散歩に行き見晴台に登りましたがその時はきれいな山々を見ることが出来たけど、雲海は残念ながら見ることが出来ず。楽しみにしていた星空も夕方から雲が広がり見ることが出来ず。次の日の朝もかなりの霧で、残念ながら諦めて下山。山の天気は変わりやすいのでしょうがない・・・
- 平日宿泊だったのできのこキャビンは私たちを含めて2棟のみ使用されていました。きのこキャビンの広さは5畳程度で、子供を含む4人家族の我が家が寝るのにちょうどいい広さ。入口のドアがかなり重いので指など挟まないように注意が必要。キャビンの足部分にコンセントもあり、延長コードを引き、バッテリーに繋げて使用。キャビンの横に繋がるように日除けテントを立て、調理スペースやテーブル、椅子を置きました。
- 草など、あまり刈り込まれすぎておらず、かといって荒れた状態でもなく程よい自然な状態。このキャンプ場の場所は、県立公園内で自然保護の為にも、あえて人の手を加えていないそうなので、そういったことも関係しているかと。
- キツネなどが出てくることがあるので食べ物を放置しないようにアドバイスがありました。アブなどがいて、近くに来るので虫よけ品は必須。涼しかった事もありましたが、外で過ごしているときは、長袖長ズボンで過ごしました。
- 散歩中、ソロサイトのスペースを見たのですが、絶景!怖い位の高さにある場所ですが、(崖の上といっても言い過ぎではないような場所)確実にキャンプに慣れているであろう方がソロで焚火などをされていてとてもかっこよかった。
初心者キャンパーのキャンプ飯
今回、夕飯は出来るだけ調理をしないで済むようにしようと計画。長距離移動した後に慣れないキャンプ飯を調理する自信が全くなかったからです。その為、夕飯はご飯をカセットコンロの火で飯盒で炊き、レトルトカレーとインスタントラーメン(笑)かろうじてマシュマロはグリルで焼いてみました。(家でもよくやる)
めちゃくちゃ楽ちん&文明の利器のオンパレードでしたが、外で食べるからか、レトルトカレーをいいのを選んだからか(笑)美味しかったし十分に満足。あれもこれも詰め込まず、ゆったりと自分たちのレベルに合ったやり方でキャンプを楽しむことが我が家には合っていたなと。
次の日の朝は、前日の道中のドイツパンのミンデンさんで買ったパンとホットコーヒーで。ずっと行ってみたかったパン屋だったので食べれて嬉しかったです。
初心者キャンパーが持って行って良かった物
- 防寒具(子供用で持って行って良かった物はジャージ、大人はウインドブレーカー)
- カセットコンロ(お湯を沸かしたりホットプレートにもなるもので普段から絶賛愛用中)
- 身体拭き用おしぼり(シャワーは浴びませんでしたが、足や顔、煙などで汚れているであろう髪などは拭いて寝たかったので本当に持って行って良かった。個別包装なのでこれは便利。防災用のリュックに入れていたものを持っていきました。)
- おしゃれライト(おしゃれ感アップ&食べ物が良く見えて良かった。数日前にAmazonにて購入)
- バッテリー(災害用に以前買っていたもの。おしゃれライトや携帯やカメラの充電に使いました)
我が家にあったものはこちらのマイティのバッテリですが、もう数年経過しているため販売していない様です。(以前、防災用として購入)似たスペックとしてはこちらあたりでしょうか。
鹿麗高原キャンプ場での初めてのキャンプまとめ
超インドア派&旅行では出来るだけ楽してのんびりしたい私が、私よりは、アウトドア系の夫に連れられてキャンプを初めてする事になり、どうなることかと実はテンションだだ下がりでした。でも実際に行ってみて、無理をしないをテーマに、キャビン、レトルトご飯、文明の利器を使ってキャンプ場を過ごしてみたら涼しいし、景色にも癒され、そんな中で食べたレトルトご飯も美味しかったしで行ってよかったです。色々計画してくれ、長時間運転して連れて行ってくれた夫に感謝です。