先日家族で鹿嶺(かれい)高原キャンプ場(伊那市)へ行ってきました。当日は移動とキャンプ場へ登る手前にみはらしの湯という温泉に入ったのみ。でも翌日はキャンプ場を出て観光をしてから自宅へ帰りました。観光した場所は、伊那市、駒ヶ根市。かんてんぱぱガーデン(伊那市)→光前寺 (こうぜんじ)(駒ヶ根市)→駒ヶ根ファームス(駒ヶ根市)と3か所ほど観光したのですが、どの場所も、雰囲気や景色など、思ってた以上に良く大満足でした。キャンプ場周辺の観光にお勧めですよ~
伊那市、駒ヶ根市の癒しの風景
長野県の伊那市、駒ヶ根市は上伊那エリアと呼ばれるそうで、長野県の真ん中あたりです。全部で8市町村あり、辰野町、箕輪町、伊那市、宮田村、駒ヶ根市、飯島町、中川村の事をいうよう。8月上旬に行きましたが、日中も28度位で湿気が少ない!めちゃくちゃさわやか~!
アルプス山脈が見える広い盆地地帯なので、大きな青空と田園風景、遠くの山々の景色がめちゃくちゃきれいな場所です。ドライブしているだけで癒される。
光前寺の見どころと可愛いお土産
キャンプ場を出て初めに向かったのは、かんてんぱぱガーデンだけど、写真がきれいにとれた光前寺からまずは紹介していきたい(笑)
光前寺は700年前に怪物退治の伝統が残る霊犬はやたろうの像がある長野県の中でも大きなお寺。境内は杉の林の中にあり、樹齢百年にもなる巨木も。こもれびを受けて、お寺には厳かで神聖な雰囲気が漂っていました。こういう雰囲気大好物。
また、角度によって、ひかって見えるという「ヒカリゴケ」が自生していて、境内全域が、「光前寺庭園」の名で名勝となっているそう。私達もいくつのの石垣の中をのぞいては、光って見える角度をねばって探しましたよ。
すると、「ここからのコケが光って見えるよ!」と親切に教えてくれた方がいたので、そこから見てみると・・・本当に光って見えました!「ぉお!!光ってる!!」と家族で興奮。
そして中に進んで行くとさらに神秘的な雰囲気。個人的に苔寺の落ち着いたしっとりとした雰囲気、大好きです。
はやたろう伝説とは
信州信濃の光前寺にいた霊犬早太郎が、遠州見付で人身御供にされそうになっている娘を助けるために悪い怪物をやっつけるという物語。光前寺に伝わる伝承や信州各地に伝わる民話など、それぞれ細部に違いはあるものの概ね話の内容は一致しています。
遠州見付天神に伝わる上記「早太郎伝説」を助けてもらった側からみた物語。早太郎はこちら側では「悉平太郎(しっぺいたろう)」と呼ばれていますが、内容はほぼ同じです。傷ついた悉平太郎が光前寺まで帰ってから亡くなったか、この地で息を引き取ったか、帰る途中で力尽きたかなど、細かい部分では相違のある言い伝えも残されています。
早太郎でんせつ|紀州犬 早太郎のホームページ (biglobe.ne.jp)
霊犬はやたろうが居たお寺でも知られている光前寺。境内には、はやたろうの像やお墓などがあります。これだけの大きさだったなら怪物もやっつけられただろう。と思う位はやたろうの像は大きかった。ドーベルマン・・・?
ちなみに、はやたろうに助けてもらった静岡県磐田市の見付天神にもはやたろうの像があり、磐田市ではしっぺいたろうと呼ばれているそう。今ではご当地キャラ「しっぺいくん」で人気キャラクターになっています。可愛いよね。しっぺいくん。
今回子供たちは、お小遣いではやたろうのストラップを買いました。わずかなお小遣いなので、ずっと買うか迷っていました。(めちゃかわいい・・)結局買うことに決めて、一番かわいいと思うはやたろうを吟味(笑)このストラップ、金色のはやたろうがとってもかわいい。鈴がついていて胴体にあるレンズを覗くと、不動明王も見えるんです!いいお土産を買って大満足でした。
かんてんぱぱガーデンで驚いたこと
キャンプ2日目の朝。雲海を見たくて、霧が晴れるのを粘って待っていたのですが、、、、なかなか晴れないキャンプ場の霧。もう、今回は無理!とみきりをつけ、まず向かったのが、伊那市にある「かんてんぱぱガーデン」
夫から、かんてんぱぱガーデンに行きたいと言われた時は、「寒天、、?楽しいの、、そこ、、。」という感じだったけど、行ってみてびっくり。本当におしゃれで、すべての場所が木々や緑に囲まれていて、すごい整備されていて気持ちいい場所でした。
伊那食品ってなにもの!?すごい会社なのでは!?と初めて興味を抱くくらいきれいな場所で。私達から見える場所で、手の行き届いていないような場所がなかったです。ちなみにホームぺージを見ると社員の方がガーデンの手入れをされているようです。
ただ、カメラをキャンプ用品の奥底にしまっていて取り出せなかったので、携帯で簡単に数枚しかとれず、すっごく残念・・
ホームぺージも素敵です。
まず、かんてんぱぱガーデンの中の、2022年にオープンしたmonterina[モンテリイナ]に車を停めたのでそこから見て回りました。木とシックな色の外壁の建物に英字の店名の外観がおしゃれ。中に入ると、巨大なガラス窓から中央アルプスと南アルプスを眺めることができて、とっても明るく広々と開放的な空間。カフェで美味しいものを食べながら、景色を眺めたり、全国の選りすぐりのスイーツや、雑貨をゆっくり見ることが出来ます。
次に少し歩いてかんてんぱぱガーデンの中の昼食場所、寒天レストラン「さつき亭」へ。ここも緑の中にあるレストランで癒し。寒天を使った料理もおいしかった~。
寒天の冷麺は、夏はつるっと食べることが出来るし、歯ごたえもあってあっという間に食べちゃったもんね。あんみつも美味しい。
駒ヶ根ファームスは買い物だけでなく観光地としてもおすすめ
かんてんぱぱガーデンで昼食を食べた後に向かったのが、駒ヶ根ファームス。最後のお土産を見ていこうと思い寄りました。ここもお土産が沢山あるだけの場所かと思っていたら、
近くに橋があって、観光も楽しめる場所でした。駒ヶ根高原の観光拠点らしく、リュックを背負ってハイキングを目的に来ている人も沢山。
この後、駒ヶ根ファームスでお土産とソフトクリームを買って、食べてから帰路へ。このソフトクリームはすずらんハウスという店の「すずらんソフト」というもので、すごい大きいです(笑)
だらだら溶けてくるのでみんなで必死に食べました。信州牛から生まれる、すずらん牛乳を使って作られているそうです。牛乳の味が濃厚で美味しい!
まとめ
今回写真も多く長文になってしまいましたが、それくらい伊那市、駒ヶ根市は景色も良くていい場所でした。キャンプ前後の観光におすすめ。次回は駒ケ岳ロープウエイやハイキングをしてみたいなぁと。